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神戸市、「オープンデータ」のサイト開設 54種の行政データ公開

 神戸市は13日、同市の公共データを公開する「オープンデータ」のサイトをネット上に開設したと発表した。1995年に発生した阪神淡路大震災の際の写真や避難場所など震災関連データのほか、自動体外式除細動器(AED)の設置場所やゴミの収集日、神戸マラソンの走行ペース情報など9グループ54種類のまとまったデータを公開。サイトを通じて扱いやすくし、企業や非営利団体(NPO)といった民間のアプリ制作などでの活用を促す。

  久元喜造神戸市長が同日の定例記者会見で発表した。久元氏は今回公開されたデータだけでなく、「今後もデータを充実させていきたい」と意欲を見せた。既にゴミ出し日をデータを活用し、次回のゴミ収集日がゴミの種類別に検索できるアプリをNPOと神戸市環境局が共同で開発したことなどを紹介。そのうえで「昨年出張したサンフランシスコでは(オープンデータの活用が)大変進んでいるという説明を受けた。神戸でもこういう取り組みを進めていきたい」と語った。

 

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