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白鶴酒造、愛媛の梅錦山川を取得 山川前社長は相談役に

 白鶴酒造(神戸市東灘区)は3月24日付で、愛媛県の同業である梅錦山川(四国中央市)の全株式を取得したと発表した。創業1872年の老舗酒蔵で、主要銘柄は「梅錦」。吟醸酒純米酒といった特定名称酒が中心で、2016年6月期の売上高は8億6700万円だった。

  生産量の過半数を愛媛県内で販売する地酒メーカー。全国新酒鑑評会では通算31回の金賞を獲得するなど、白鶴は技術力の高さを評価したようだ。3月30日に開いた臨時株主総会では、白鶴の販売企画部長だった藤原康典氏を社長に選んだ。前社長の山川浩一郎氏は相談役として、引き続き経営に参画するという。

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