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トリドール、マレーシアのスープ麺チェーンに出資 ハラル認証も申請

 トリドールは5日、マレーシアでスープ麺チェーン「ボートヌードル」を展開するウタラ・ファイブ・フード・アンド・ビバレッジに出資すると発表した。小ぶりの鉢で1杯50円程度の麺料理を提供し、回転ずしの要領で食べた皿を積み上げる形式。手軽さが人気になり、ファストフードの1業態として定着しつつあるという。豚肉を使わない業態とあって、イスラム教の戒律に対応した「ハラル」の認証も申請中だ。東南アジアを中心に1000店の展開を目指す。

 トリドールは1杯300円程度のうどんを提供する「丸亀製麺」を海外でも200店以上展開しているが、新たな業態と顧客層を獲得する。5日付の日本経済新聞朝刊によると、トリドールはウタラ社の発行済み株式40%を8億円で取得。まず持ち分法適用会社にするが、2019年3月期にかけて60%まで出資比率を引き上げて子会社化するという。(写真はボートヌードル店内=トリドールの発表資料より)

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