井戸兵庫知事、12年ぶり神戸が舞台のＮＨＫ朝ドラを歓迎

　兵庫県の井戸敏三知事は18日の定例記者会見で、12年ぶりにＮＨＫの連続テレビ小説（朝ドラ）の舞台に神戸市が選ばれたことを歓迎する意向を示した。井戸氏は前日17日に、1995年に発生した阪神淡路大震災から21年が経過したことを踏まえ「そろそろ被災都市神戸を脱して、街の魅力を発信していくステージ」と指摘。そのうえで、今回の朝ドラのモデルにファミリア（神戸市中央区）創業者である坂野惇子さんという「子供達に夢をあたえる仕事」（井戸氏）が取り上げられたことが、現在の神戸の置かれた状況に「マッチしている」との見方を示した。記者の質問に答えて述べた。