川重、創立120周年のシンボルロゴ発表 「リバーマーク」に歴史刻む
川崎重工業は7日、創立120周年のシンボルになるロゴマーク(図、同社の発表資料より)を作成したと発表した。創業者の川崎正蔵が1878年に川崎築地造船所を東京に設立したのが川重の起源だが、1896年10月15日に川崎造船所を株式会社として設立して今年で120年になる。
作成したロゴは「川」の字をデザインし、川崎造船所の時代から使われていたという「リバーマーク」に数字の「120」を組み合わせた。色彩は重厚で落ち着いたシルバーとゴールドを基調とし、同社や製品への信頼が歴史と伝統の上に成り立っていることを表現したという。
同社では1960年代後半から海外進出などに合わせ、オートバイを中心にアルファベットの「K」をデザインした赤いマーク「フライングK」を使用する機会が増加。近年ではオートバイ以外もフライングKに統一していたが、同社の長い歴史を連想させるリバーマークが復活をはたした形だ。