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最終選考への進出は9チーム、海外からの応募も 神戸市のスタートアップ支援

 神戸市の久元喜造市長は10日の定例記者会見で、今年度から取り組む起業支援事業「グローバル・スタートアップ・ゲートウェイ神戸」で支援する起業家の最終選考に進出する9チーム(表)が決まったと発表した。海外からの応募も1チーム含む。これに起業家発掘イベント「JP HACKS」で神戸市長賞を獲得した1チームを加え、10チームが12月6日に開く最終選考会で事業計画を披露する。最終選考会では10人の識者が審査員になり、今期の支援対象になる5チームを決める。

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 応募総数は47チーム。このうち海外からは7チームが応募した。支援の対象に決まれば180万円程度を上限とした資金支援や、事業計画の作成支援、見込み顧客やベンチャー投資家への紹介といった支援が受けられる。そうした支援事業の拠点として2016年1月に「神戸スタートアップオフィス」も開設。運営の委託先には神戸新聞社関西学院大学を選んだ。スタートアップオフィス(図は神戸市の発表資料より)はミント神戸神戸市中央区)の14階に開く。

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 久元氏は自治体による起業支援について「まだ未知の分野ではあるが、とにかく20代や30代といった若手のみなさんに神戸で起業をしてもらいたい」と改めて強調した。「それが神戸の産業の可能性を切り開ひらく」と語った。 

 

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