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神戸市、三宮再整備で推進本部設置を発表 久元市長「スピード感をもって具体化」

 神戸市は28日、三宮再整備に関する部局間の調整や進捗管理を目的に「都心三宮推進本部」を設置すると発表した。本部長には久元喜造市長が就き、第1回の会合を11月4日に開く。久元氏は同日の定例記者会見で「9月に策定した『神戸都心の未来の姿』(将来ビジョン)や三宮周辺地区の再整備基本構想を、できるだけスピード感をもって具体化してくため」と説明した。

 推進本部の下には「都心の戦略実行部会」「都市のデザイン推進部会」「都市の公共空間活用部会」「新バスターミナル整備部会」の4部会を置く。各部会で施策を検討したうえで必要に応じて本部会を開く。

 本部員は住宅都市局長が統括を担い、市長室長や企画調整局長、建設局長や中央区長ら11人の部局長で構成する。久元氏は「こうした本部を設置すると全部局長で本部員を構成することが多いが、戦略的に進めるために関係局長に絞った」と、あくまでスピードにこだわる方針を語った。

  

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