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GMOペパボ、神戸市と手作り作品の販売サイトで提携 KIITOに拠点

 GMOペパボは、ネットを通じて個人が手作りした作品を販売・購入出来るサービス「minne(ミンネ)」事業で神戸市と提携する。同社が21日に開いたminneの事業戦略発表会で明らかにした。神戸市は2016年4月にも、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO、神戸市中央区)に手作り作家向けのスペースを設け、勉強会を開くなどで作家間の交流を支援する。

 KIITOに設ける作家支援スペース「minneのアトリエ」は東京都世田谷区の中学校跡地に続き2番目。神戸市はユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市であることから、市民の創作活動を支援する一環としてminneとの提携を決めた。GMOペパボは「ハンドメイド(手作り)作家という新しい働き方の提案を行う」としている。

 minneに作品を出品した個人は、売れた場合に販売手数料として販売金額の10%(税別)をGMOペパボに支払う。現在、約15万6000人の作家が179万点の作品を登録。GMOペパボによると、主要な手作り作品の売買サイトは国内で4つあり、このうちminneは作家数や作品数で最大という。

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