井戸兵庫知事、石破地方創生相の留任を歓迎 内閣改造

　兵庫県の井戸敏三知事は７日の定例記者会見で、石破茂地方創生相が留任が決まったことについて「継続性ということで、さらに期待をしていきたい」と述べ、歓迎する意向を表明した。同日昼過ぎに発表された内閣改造に伴う新閣僚の印象について、記者の質問に答えた。

　井戸氏が連合長を務める関西広域連合では、11月14日に「関西圏域の将来展望シンポジウム」を大阪市で開く。石破氏は同シンポジウムで地方創生について講演し、井戸氏に加え、五百旗頭真ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長と鼎談（ていだん）する予定だ。

　石井啓一国交相が新たに就任することについては「兵庫県に関連している大きな道路ネットワークに関連した事業があるので、理解が深まるよう努力していきたい」と述べた。他の閣僚については「一億総活躍担当大臣とはどのような仕事をするのか、河野太郎行革担当相はどんな振る舞いをされるのか、といった点がよく見えない」と語った。