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井戸兵庫知事、神戸繁昌亭「落語協会の意向をきちっと確認する」

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 兵庫県井戸敏三知事は17日の定例記者会見で、神戸・新開地に落語の定席「神戸繁昌亭(仮称)」を上方落語協会大阪市)が開設する構想について「(協会の)意向をきちんと確認する」と述べた。協会は21日に総会を開き、開設するか表決する予定だ。ただ協会は表決の結果を発表しない可能性もあるという。

 井戸氏は「県民局が(新開地で)共同事務局のような形でタッチしているので、(表決の)結果はすぐに入ってくるのではないか」との見通しを示した。一方、表決の結果を受けた県の対応について「そういう方向で協会の方も動くんだっていうのが、決まるか決まらないかでしょうから」と述べ、ひとまず静観する構えを見せた。

 久元喜造神戸市長は14日の定例記者会見で、21日の表決によって上方落語協会が神戸繁昌亭の建設を断念した場合の対応について「白紙」と述べていた。兵庫県と神戸市は、国費補助を受けながら神戸繁昌亭の建設費を支援することで合意している。

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