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久元神戸市長、神戸〜仏マルセイユのコンテナ航路開設を模索 出張報告

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 久元喜造神戸市長(写真=神戸市が公開した動画より)は14日の定例記者会見で、2〜3日に訪問した仏マルセイユ市との経済交流を深める一環で「神戸もマルセイユも港町ですから、コンテナ航路を開設できないか、こういったことにもつなげていきたい」と述べ、新たな航路開設を模索する方針を示した。久元氏は神戸市とマルセイユ市との姉妹都市提携55周年記念行事に出席することなどを目的に、1〜8日にフランスに出張した。

 久元氏はゴダーン・マルセイユ市長と会談。ゴダーン氏は年内にも神戸を訪問したい意向を述べたという。久元氏は現地で、神戸市も協力して造園した日本庭園で開催した姉妹都市提携55周年の記念式典に出席したほか、現地の経済人に向けて神戸医療産業都市などを紹介するビジネスセミナーにも出席した。

 このほか欧州でも屈指の科学技術研究の集積地であるグルノーブル市「ミナテック」を視察。「日本のアカデミズムや産業界との交流は盛んのようだが、交流会で神戸医療産業都市を説明したところ、大変関心を持ってもらえた」と強調。「製品化につながるマッチングなどもミナテック関係者の神戸訪問を通じて具体化できないか、と考えている」と、ミナテックとの交流を深める方向で検討していることを明らかにした。

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