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神戸経済ニュース

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井戸兵庫知事、そごう神戸店「三宮再開発の一端を」 神戸空港「価格に矛盾ない」

経済

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 兵庫県井戸敏三知事(写真=兵庫県が公開した動画より)は11日の定例記者会見で、H2Oリテイリングへの売却が発表された、そごう神戸店について「これまで改装なども、状況が厳しいからと先送りされてきた経緯がある」と指摘。関西資本が入ることで「三宮再開発の一端を担っていただければ」との期待感を表明した。

 そごう神戸店は1933年の開業以来、商業地である三宮の玄関口に店舗を構えてきた。だが東京が本拠地であるセブン&アイ・ホールディングスの傘下に入ったこともあり「そごうの歴史や伝統、役割に対して深い理解がなかったのではないか、という感じがしないわけでもなかった」との印象だったという。H2Oの地盤が京阪神であることを念頭に、「そごう(神戸店)の機能に対する評価や、今後の対応などについて(運営者の)理解が深まるのではないか」との見方を述べた。

 一方、神戸市が売却を予定する神戸空港の最低価格に42年間で176億7000万円を提示したことについて、井戸氏は「最低価格の値付けとしては、それほど矛盾してはいないと考えられる」との見方を示した。空港の整備費として300億ほどかかり、このうち運営権売却がなければ兵庫県と神戸市で負担することになった半額(約150億円)を上回る金額になっていることを根拠とした。

 神戸空港では定期便を1日30便以内にするなどの運用制限がある。これについて井戸氏は「コンセッション(運営権譲渡)の後に規制緩和等が、どういった形で進められ、利用機数が増えて、神戸市への対価が増えるのかにも期待したい」と話した。

 尼崎市出身で、吉本新喜劇で長く活躍した喜劇俳優の井上竜夫さんが5日に亡くなったことについて記者の質問に「情報がない」としながらも「これまでの活躍に感謝申し上げたい」と述べた。さらに「ぜひ新開地の(構想が持ち上がっている寄席の定席の)繁昌亭につながってほしい」とも付け加えた。

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