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神戸経済ニュース

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井本商運、創業以来コンテナ700万個の輸送量を達成 大型化で輸送力増強

 井本商運(神戸市中央区)は10月3日で1973年6月の創業以来、20フィートコンテナ換算で700万個分の輸送量を達成したと発表した。神戸港を拠点とし、神戸港で欧米などへの基幹航路に搭載するコンテナを、西日本の各港から集荷する「国際フィーダー船」が主力だ。2015年12月は空気抵抗が小さい球状の船首を持つ「なとり」(写真=井本商運の資料より)が就航。船舶の大型化で輸送力の増強を加速する。

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 創業当初は神戸港から門司港北九州市)でタグボート(引き船)とバージ(はしけ)を使った不定期のコンテナ輸送だった。初年度の輸送量はコンテナ480個分(20フィート換算)だった。使用する船舶の数を順次増やし、1988年に年間10万個(同)の輸送能力を獲得。91年に累計で100万個分の輸送量を達成した。

 2001年に就任した井本隆之社長が進めたのは船舶の大型化だ。15年に就航した「なとり」は最大540個のコンテナを搭載するほか、13年に「さがみ」、16年に「さくら」と400個積みのコンテナ船を相次いで就航させた。14年に創業来の累計で600万個の輸送量を達成したから2年足らずで700万個を達成することができた。

 主力のフィーダー輸送に加え、最近は国内輸送を目的とした貨物の取り込みを進めている。今年4月に熊本地震が発生した後に幹線道路の混雑がひどくなったことから、生活物資などの代替輸送手段として熊本県の八代港と福岡県の博多港を結ぶ臨時航路を開設したのも井本商運だった。

 国内輸送ではトラックの運転手不足や、二酸化炭素の排出量削減などの観点からも改めて海運に関心への期待が高まりつつある。井本商運は船舶の大型化を進めることなどで、引き続き輸送力の強化で需要増などに対応する構えのようだ。

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