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神戸経済ニュース

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G7保健相会合が神戸で開幕 行動指針を取りまとめへ

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 7カ国(G7)保健相会合が神戸市中央区神戸ポートピアホテル(写真)で11日、開幕する。5月の伊勢志摩サミットを受け、課題とされた感染症対策や薬剤耐性などについて、世界的な対応を取りまとめる。行動指針を示した「神戸宣言」を12日に発表するとみられる。

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 11日は歓迎行事を日本庭園の相楽園(神戸市中央区)で開催。兵庫県や神戸市の食材を使った料理で各国の担当相を迎える。

 保健相会合は2日間で3回、テーマを決めた全体会合を開く。11日午後は最初の全体会合で「公衆衛生危機に対する国際保健の枠組み強化」を取り上げ、感染症などに加えテロや災害なども健康の脅威になりうることへの対応を検討する。同日午後2回目の全体会合で、病原菌などの薬物への抵抗力が強くなる「薬剤耐性」について討議する予定だ。

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 12日は午前中に、国籍や年齢、貧富の差などを問わず保健や医療を提供する「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の達成に向けた取り組みについて話し合い、3回の全体会合を通じてまとめた成果文書を採択。昼食前には共同記者会見を終える見通しだ。

 12日の昼食時には久元喜造神戸市長が各国の担当相に対して、神戸医療産業都市について英語でプレゼンテーションする予定だ。阪神淡路大震災からの復興事業として取り組んだ医療産業の集積の結果、世界で最も早くiPS細胞を使った臨床試験に取り組めるようになったことなどを、震災復興への支援に対する感謝の気持ちを表しながら説明するとみられる。

 午後には公式日程として神戸医療産業都市の視察を盛り込んだ。理科学研究所の多細胞システム形成研究センター(CDB)と、「京」コンピューターを巡る。公式日程からは外れたが、希望に応じてシスメックスの診断薬などの開発拠点と、手術用ロボットなどを開発する川崎重工業シスメックスの共同出資会社「メディカロイド」を訪問する。

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