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ロック・フィールドの5〜7月期、純利益2.1倍 総菜類など販売増

 ロック・フィールドが2日発表した2016年5〜7月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.1倍の4億6800万円だった。新規出店に加え、サラダよりも調理工程が多く付加価値が高い総菜類などの販売が伸びた。既存店や前期の新規出店に伴う売上高の増加が多く、費用の伸びを抑えたのも寄与した。

 売上高は前年同期比3%増の123億円、営業利益は69%増の6億3700万円だった。売上高も営業利益も増加幅はおよそ3億円。売上高が増加したほどには売上原価や販管費が増えず、増収分の大半を営業増益につなげることができた計算だ。

 都心に立地する店舗ではパック入りの商品を増やし、素早く買い物ができるようにすることで顧客満足度が向上すると同時に、顧客の回転も速まった。郊外店ではサラダ専門店「RF1」だけでなく中華総菜の「融合」などを組み合わせたセレクトショップ「グリーン・グルメ」への転換を進めて既存店舗の増収につなげた。

 2017年4月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比6%増の17億円を見込む。

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