神戸経済ニュース

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漫才ロボット登場! 子供向け薬剤師体験も 8〜11日に「ひょうごKOBE医療健康フェア」

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 G7神戸保健大臣会合推進協議会(事務局、神戸市企画調整局保健大臣会合推進室)は9月8〜11日に一般向け展示会「ひょうごKOBE医療健康フェア」を神戸国際展示場(神戸市中央区ポートアイランド)で開催する。11〜12日に開催する7カ国(G7)保健相会合に合わせて開催し、医療に関するさまざまな取り組みに加え、観光地としての兵庫・神戸の魅力を国内外に発信するのが狙い。リハビリ・ロボットの実演や、子供向けの薬剤師体験など家族連れなどで楽しく学べる展示を集めた。

 会場は神戸国際展示場の3号館を使用する。入場は無料だ。医療や健康についての展示では、iPS細胞から作成した心筋細胞のほか神戸医療産業都市での先端医療の取り組みを紹介。薬剤師の仕事体験、栄養士がアドバイスする食事診断、リハビリロボットの実演などを予定する。関西広域連合のドクターヘリも実機を展示。甲南大学が開発を進める漫才ロボット「アイちゃん」「ゴン太」が登場するイベントも予定されている。

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 兵庫・神戸の魅力を紹介する展示エリアでは、時間や数量を限定するが神戸ビーフや神戸スイーツの試食品を配布。神戸の歴史や観光都市としての魅力をパネル展示するほか、本物の有馬温泉の湯を運んで足湯を体験できるコーナーを設置する。神戸ワインや灘の酒の試飲コーナーも設ける。

 さらに1995年に発生した阪神淡路大震災の復興支援に対する感謝のメッセージを発信する展示エリアを開設。4日まで募集する一般からのメッセージを数多く展示する予定だ。黄色い紙飛行機をかたどったカードに手書きしたメッセージは推進協議会のホームページにも掲載する予定だ。

 8〜9日に開催する西日本最大の産業総合展示会「国際フロンティア産業メッセ2016」のうち、「健康・医療特別展示」も今回の医療健康フェアの会場で実施する。採血せずに血中のヘモグロビンを測定する装置を活用した健康管理システムを展示するシスメックスのほか、川崎重工業は細胞自動培養システムを出展。このほかアシックス、アドバンテストバンドー化学フジッコ、ライオンなど合計19社・団体が参加する。

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