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久元神戸市長、各国保健相に医療産業都市を売り込み G7会合で

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 久元喜造神戸市長は22日の定例記者会見で、9月11〜12日に神戸市内で開く7カ国(G7)保健相会合に向けた神戸市の取り組みを説明。12日の昼食時に久元氏が自ら各国の保健相に神戸医療産業都市について説明する計画を明らかにした。久元氏はG7会合を機に「しっかりと神戸医療産業都市の現状を発信したい」と、医療産業の集積地としての売り込みに意欲を見せた。(写真は神戸市役所・玄関ホールの横断幕)

 12日は久元氏による説明の後、再生医療の研究拠点である理科学研究所の多細胞システム形成研究センター(CDB、神戸市中央区)や、コンピューター「京」に各国の保健担当相を案内し、特徴のある研究拠点として神戸の魅力を訴える。 高齢化が先進国共通の課題になる中で、会合でも再生医療が話題になる局面がありそうだ。

 このほか神戸市は11日に相楽園会館(神戸市中央区)で開く歓迎レセプションで神戸ビーフなど兵庫・神戸の食材を使用した料理を提供。灘五郷の日本酒で乾杯する予定だ。久元氏は「心を尽くしたおもてなしをさせていただきたい」と述べた。

 同じく11日の厚労省が主催する夕食会では、神戸の日本酒による鏡びらきを予定する。神戸ワインや地元の食材も提供し、円滑な会合運営を側面から支える。来日する出席者には、神戸が真珠産業の集積地であることから記念品として真珠のブローチを配布する予定もあるという。

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