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6月の兵庫県鉱工業生産、2カ月ぶり上昇 基調判断「横ばい傾向」を継続

 兵庫県が22日に発表した6月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で5.2%上昇の101.3と、2カ月ぶりに上昇した。兵庫県は生産活動が「横ばい傾向」との見方を示し、前月に下方修正した基調判断を継続した。

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  生産指数を業種別にみて上昇が目立ったのは、リチウムイオン蓄電池、開閉制御装置、一般用エンジン発電機、電気がまなどが上昇した「電気機械工業」のほか、集じん機器や蒸気タービン部品などが上昇した「はん用・生産用・業務用機械工業」など。半面、「鉄鋼業」や携帯電話などの「情報通信機械工業」などが低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が13日に発表した6月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値が前月比で2.3ポイント上昇の96.9と2カ月ぶりに上昇した。

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