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神戸経済ニュース

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アシックスの1〜6月期、純利益18%減 ブラジル・レアル安が逆風

業績・株式

 アシックスが5日発表した2016年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%減の118億円だった。米国の小売り事業で競争が激化したうえ、ブラジルの通貨レアルが大幅に下落したのが逆風になり南北米州の販売が鈍った。欧州や中国でランニングシューズが好調、国内では構造改革効果が出たが、補えなかった。円高による為替差損も重荷になった。

 売上高は5%減の2106億円、営業利益は9%減の193億円だった。米子会社の得意先破綻による貸倒引当金の計上に加え、レアル安による採算悪化で南北米州事業の営業利益は84%減の7億1700万円だった。一方、国内事業は不採算事業からの撤退や人員削減などもあって採算が改善し、営業利益は69%増の51億円になった。

 アシックスは急速な円高進行や米国での貸倒引当金計上に伴い、6月17日に16年1〜6月期と16年12月期通期の業績予想を下方修正していた。結果として1〜6月期の純利益はは下方修正前の業績予想(105億円)を上回った。

 2017年3月期の連結業績予想は従来予想を据え置いた。純利益は前期比32%増の135億円を見込む。前期据え置きの年23円50銭配を予定する配当計画も据え置いた。

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