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フジッコの4〜6月期、純利益22%減の8億円 ヨーグルト好調

 フジッコが発表した2016年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比22%減の8億800万円だった。前年同期に有価証券売却益3億4100万円を計上した反動で最終減益になった。サプリメント「善玉菌のチカラ」が通販で大きく伸びたのに加え、デザート類が総じて好調だった。惣菜なども順調で、営業利益は6%増の10億円だった。

 売上高は3%増の145億円だった。「カスピ海ヨーグルト」も堅調でヨーグルト製品は総じて好調だった。新製品「大人カクテルジュレ」の投入がデザート類の活性化に寄与したという。豆製品、惣菜も伸び、佃煮やだし昆布など昆布製品の販売減を補った。豆製品は「おまめさん」が苦戦したが、食べきりタイプの「おまめさん豆小鉢」が大幅に伸びた。

 17年3月期の連結業績予想は据え置き。前期に有価証券売却益を計上した反動で、純利益は前期比6%減の37億円を見込む。年34円(うち中間17円)の配当計画も維持した。

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