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神戸経済ニュース

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川重の4〜6月期、純利益36%減の47億円 為替差損が113億円

業績・株式

 川崎重工業が29日午前に発表した2016年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比36%減の47億円だった。円相場の上昇で113億円の為替差損を計上したことが響いた。売上高は前年同期並みで営業利益は伸びたが、補えなかった。4〜6月期の平均為替レートは1ドル=110円58銭、1ユーロ=126円57銭だった。

 売上高は微減の3398億円、営業利益は8%増の159億円だった。採算の良い先進国向けのオートバイが伸びてモーターサイクル&エンジン部門が黒字に転じた。航空宇宙部門も民間機向けの好需要に加え、防衛省向けが増加したことで利益に寄与。前年同期に北米向け大口案件の売上高を計上した鉄道車両の減収減益などを吸収した。

 2017年3月期の連結業績予想は従来予想を維持した。純利益は前期比6%増の490億円を見込む。これを受けて午後の東京株式市場で川重株は上昇。前日比24円高の307円と、この日の高値で取引を終えた。もっとも業績予想の前提になる為替レート(1ドル=110円、1ユーロ=125円)も従来通りとした。

 同時に8月1日付で企画本部にIR部を新設することを柱とした組織改革も発表した。投資家向け広報(IR)を強化するとみられる。

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