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さくらKCSの4〜6月期、最終赤字1億1500万円に縮小 原価率が改善

 さくらケーシーエスが26日に発表した2016年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1億1500万円の赤字と、前年同期の1億4100万円の赤字に比べて赤字幅が縮小した。原価率の改善に加え、経費削減によって販管費が減少したことが寄与した。営業損益も1億7800円の赤字(前年同期は1億4100万円の赤字)と改善した。

 売上高は前年同期比6%減の43億円だった。三井住友フィナンシャルグループ向けが減少したほか、大規模プロジェクトの縮小など金融向けの減少が響いた。一般産業向けもシステム運用管理の受託が増えたが、前年同期にシステム機器販売の大規模案件があった反動で減少した。

 2017年3月期の連結業績予想は従来予想を据え置き。純利益は24%増の3億3000万円を見込む。年12円(うち中間6円)の配当計画も維持した。

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