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神戸製鋼、栃木県真岡市で発電所の起工式 19年後半に稼働

 神戸製鋼所は14日、栃木県真岡市で都市ガスを燃料とした火力発電所の起工式を13日に開催したと発表した。起工式で神戸製鋼の川崎博也会長兼社長はあいさつし、新たな発電所が「エネルギー問題の観点からも、広く社会のお役に立つことができると信じている」などと述べたという。2019年後半の稼働を予定する。

 栃木県の福田富一知事や真岡市の井田隆一市長のほか関係者ら約130人が出席。大前神社(栃木県真岡市)の柳田耕史禰宜祝詞を奏上して、建設工事の安全を祈願した。発電所の名称は「真岡発電所」。神戸製鋼が1月に設立した子会社のコベルコパワー真岡が建設・運営する。

 2機の発電施設が同時に稼働できるようになる2020年前半には、合計124万8000キロワットの出力になる。最新鋭のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)方式を採用し、国内最高水準の高効率で発電を予定する。都市ガスは東京ガスから供給を受ける計画だ。

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