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TASAKIの11〜4月期、純利益10%減 小売りは国内外で順調

 TASAKIが14日に発表した2015年11月~16年4月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の17億円だった。前期には下期に集中した新製品発表などのイベントが今期は上期に集中したことで、前年同期比では販管費が膨らんだ。為替差損や支払利息などの営業外費用も増加したことも響いた。中間配当は従来予定通り20円を実施する。

  売上高は9%増の123億円、営業利益は5%増の20億円だった。国内外で小売店舗の売上高が堅調に推移した。11~4月期には国内に13店舗、海外に6店舗を新規出店。増収によって販管費の増加をほぼ吸収した。

 2016年12月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比19%減の27億円を見込む。期末配当も引き続き25円の計画とした。

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