神戸経済ニュース

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市役所本庁舎の今後を識者が議論 17日に初回の懇話会

 神戸市は17日に「神戸市役所本庁舎のあり方に関する懇話会」の初回を開催する。老朽化した第2・第3本庁舎(神戸市中央区)の今後のあり方について、識者から意見を集めるのがねらい。学識経験者、市会議員、市内の企業経営者ら15人が出席する予定だ。神戸市が10日に予定を発表した。(写真は神戸市役所、手前に2号館)

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 市役所2号館は1957年に完成。1989年に現在の1号館が完成するまでは、本庁舎の中心的な役割を果たした。当初は8階建てとして建設されたが1995年に発生した阪神淡路大震災で、6階部分が上の階に押しつぶされる形で崩壊。5階以上をいったん撤去し、5階を作り直して現在の姿になった。3号館も1966年に完成し、50年が経過した。

 老朽化や完成当初に考慮されなかった事務スペースのIT(情報技術)対応などもあり、神戸市は建て替えを検討している。さらに、神戸市都心地域のにぎわい創出への取り組みも考慮して、商業施設やオフィスビルなど民間施設との融合も検討対象になる模様。17日の初回ではまず委員の中から議論のまとめ役を務める会長を選び、今後の会合のスケジュールなどを話し合うとみられる。

 委員を務める15人は表の通り。

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