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神戸経済ニュース

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兵庫県が20年債と30年債(定時償還)の発行条件を決定 利回り低水準に決まる

財政

 兵庫県は10日、20年物の公募地方債と定時償還条項が付いた30年物の公募地方債の発行条件を決めた。この日の債券市場では、長期金利の基準になる新発10年物国債利回りが一時マイナス0.155%と過去最低を更新。最近の金利低下傾向に拍車がかかったこともあり、兵庫県債の両年限とも低水準の利回りになった。

  20年債は表面利率0.273%で発行価格は100円(応募者利回り0.273%)、発行額は250億円。新発20年物国債である156回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.055%になった。9時47分に募集開始し、主幹事は9時49分に完売を確認。主幹事は均一価格リリースを宣言した。主幹事は野村証券大和証券岡三証券しんきん証券の4社が務めた。

 4月27日に条件決定した20年物の前回債(発行額200億円)は利回り0.387%、スプレッド0.055%だった。これに比べ今回債の利回りは低下。スプレッドは横ばいだった。

  定時償還条項が付いた30年債は今回初めての発行。表面利率は0.331%で発行価格は100円(応募者利回り0.331%)、発行額は200億円とした。平均年限である15.78年のスワップ金利気配中値に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.16%になった。9時42分に募集を確認し、9時44分に完売を確認。主幹事は均一価格リリースを宣言した。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券東海東京証券、SMBC日興証券の3社が務めた。

 発行額が異なるため単純比較できないが、定時償還条項付きの30年物公募地方債としては、1日に条件決定した北九州市債(発行額100億円)の0.448%や、3日の札幌市債(発行額150億円)の0.407%を下回る利回りになった。債券相場の上昇(利回りの低下)が追い風になり、投資家の買いが入りやすかったとみられる。

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