神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

民泊仲介「百戦錬磨」の関西進出を支援 池田泉州銀と阪急電鉄など

 池田泉州ホールディングス傘下の池田泉州銀行阪急電鉄南海電気鉄道などは8日、民泊仲介サービスを手がける百戦錬磨(仙台市)の関西進出を支援すると発表した。池田泉州銀系のベンチャーキャピタルである池田泉州キャピタルと共同でファンドを通じて出資したのを機に、百戦錬磨の関西拠点を開設。関西で民泊サービスの展開を後押しする。

  池田泉州銀と阪急、南海、池田泉州キャピタルの4社が出資する「SI創業応援ファンド」は4月28日付で1000万円を百戦錬磨に出資した。百戦錬磨が展開するサービスを通じ、関西に民泊を普及させ、関西への観光客を一段と多く呼び込む狙いがあるという。百戦錬磨は阪急電鉄が開設した起業支援オフィス「GVH#5」(大阪市北区)に入居。関西でサービスを本格展開するにあたり拠点にする。

 百戦錬磨は完全子会社の「とまれる」を通じ、国家戦略特区法や旅館業法などに沿って民泊物件の予約を仲介するサービス「STAY JAPAN」や、農林漁業体験のための民泊を仲介する「とまりーな」などを展開する。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved