モロゾフが3日発表した2016年2〜4月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比78%増の6億1000万円だった。バレンタインデーやホワイトデーなどイベント商戦が好調で、売上高が伸びた。市場金利の低下による支払利息の減少も寄与した。
売上高は6%増の81億円、営業利益は69%増の9億2900万円だった。イベント商戦が好調だったのに加え、「ファヤージュ」などの焼き菓子、カスタードプリンなども順調に推移。一部店舗の撤退に伴う喫茶・レストラン事業の減収を吸収した。
17年1月期の単独業績予想は従来予想を据え置いた。税引き利益は前期比2%減の7億5000万円を見込む。年4円の配当予定も維持した。