商船三井、「ポーアイPC15」を全面借り受け コンテナ貨物の増加に対応
大阪・神戸の港湾施設を管理運営する阪神国際港湾は、商船三井がポートアイランド(神戸市中央区)のコンテナバース「PC15」区画(図=阪神国際港湾の発表資料より)を全面的に借り受ける契約を3月31日付で結んだと発表した。7月から使用する。これまで商船三井は隣接するPC16〜17に加え、PC15の一部を暫定的に使用していたが、貨物の増加に対応する。
PC15区画の岸壁は350メートルで、水深は16メートル。ガントリークレーンを入れ替える計画があり、船上にコンテナを22列並べる大型船にコンテナ貨物を積み込めるようにする。商船三井が現在使用しているPC16〜17では、既に22列に対応済みだ。
商船三井はが借受人になり、山九、住友倉庫、ニッケル・エンド・ライオンス(神戸市中央区)が共同運営する。