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井戸兵庫知事、日本酒の輸出促進に期待感 IWCが閉幕

 井戸敏三兵庫県知事は23日の定例記者会見で、世界的な日本酒の品評会であるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)「SAKE(酒)部門」が20日の授賞式で閉幕したのを受けて、「輸出の促進などにも期待したい」と述べた。世界的な和食ブームもあり、「日本酒に対する期待も、世界中で盛り上がりつつあるという勢いを感じることができた」と語った。

  井戸知事は来日した審査員が「これまでの審査会とは異なる大きな盛り上がりがありましたね、口々におっしゃっていた」と、日本酒の主要な産地である兵庫県で開催した手応えを強調。初めての日本での開催とあって、346蔵1282銘柄とこれまでを大きく上回る出品数になったことも、盛り上がりに寄与したと指摘した。

 今後の審査会の開催については、主催者が「日本酒のPRをするなら、できるだけ世界各地で審査会を開いた方が広告効果が高いのではないか、と話していた」という。ただ、今回の盛り上がりを受けて「4年か5年に1度は(産地である)日本で開催してもよいと思うし、働きかけていきたい」との見解を述べた。

 

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