神戸経済ニュース

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久元神戸市長「未来にはばたくきっかけ神戸で」 スタートアップオフィス、デモデイ

 神戸市の久元喜造市長は21日付でブログを更新し、20日に開いた神戸スタートアップオフィス(神戸市中央区)の「デモデイ」に触れ「未来に羽ばたくきっかけを神戸でしっかりと掴み取り、雄飛されることを期待しています」と述べた。デモデイでは神戸市が2015年度から始めた起業支援の1期生である5チームが、金融機関やベンチャーキャピタル向けに自らの事業モデルを発表し、出資を勧誘した。

  神戸市は1月に起業支援の中心施設として神戸スタートアップオフィスを、三宮駅前の商業ビル(神戸市中央区)に開設。関西学院大学神戸新聞社が同施設を支援する。20日に開いたデモデイは神戸市が設定した支援プログラムの最終盤にあたり、専門家の助言やプレゼンテーションの訓練など受けた起業家らにとって節目の行事になった。

 久元氏はデモデイについて、「ベンチャーキャピタル、金融機関、さまざまな業種の民間企業のみなさんなどから多数の申し込みがあり、会場を広いミントテラスに変更しました」と盛況ぶりを強調。「すでに投資家と数千万円規模の資金協力を協議しているチーム、大企業との連携を進めているチームもあると聞いています」と起業家らの将来に期待を寄せた。

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