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3月の兵庫県鉱工業生産2.1%低下 基調判断「緩やかな持ち直し」に微修正

 兵庫県が20日に発表した3月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で2.1%下落の99.5と、3カ月ぶりに低下した。兵庫県は生産の基調判断を「緩やかな持ち直しの動きとなっている」とし、前月の「持ち直しの動きとなっている」から下向きに微修正した。

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  生産指数を業種別にみて上昇が目立ったのは、カーナビゲーションや搬送装置などが増えた「情報通信機械工業」の上昇が目立った。「電気機械工業」「鉄鋼業」も上昇した。半面、旅客車や発動機部品、二輪自動車(125ml超)が減った「輸送機械工業」や、生産指数全体への影響が大きい「はん用・生産用・業務用機械工業」も低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が17日に3月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値を発表。前月比で3.8ポイント上昇の96.7と2カ月ぶりに上昇した。

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