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石光商事、今期特別損失2億3800万円を計上 確定拠出年金の導入で

 石光商事は22日、2017年3月期に2億3800万円の特別損失を計上する見通しだと発表した。9月1日付で確定拠出型の年金制度の導入を決めたことに伴う損失処理としている。現在は確定給付を前提としている対象従業員の同意書を5月中に取り付け、6月には行政向けに手続きを始める方針だ。

  22日開催の取締役会で確定拠出年金の導入を決めたという。石光商事は2016年3月期の連結純利益を2億4900万円と予想。ほぼ1年分の利益を圧迫する計算だ。ただ企業の負担額を一定にして運用を受益者本人に任せる確定拠出年金は一般に、企業の負担を予測しやすくするとされる。同社は5月10日に16年3月期決算発表を予定する。

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