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2月の兵庫県鉱工業生産3.6%上昇 基調判断「持ち直し」に上方修正

 兵庫県が20日に発表した2月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で3.6%上昇の101.7と、2カ月連続で上昇した。兵庫県は生産の基調判断を「持ち直しの動きとなっている」とし、前月の「一進一退で推移している」から上方修正した。

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  生産指数を業種別にみて上昇が目立ったのは、旅客車や発動機部品、舶用ディーゼル機関などが上昇した「輸送機械工業」の上昇が目立った。ボイラー部品や建設用クレーンなどが上昇した「はん用・生産用・業務用機械工業」も上昇した。半面、「鉄鋼業」や「電気機械工業」、「化学工業」などが低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が15日に2月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値を発表。前月比で5.2ポイント低下の93.2と2カ月ぶりに低下した。

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