神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

神戸空港の旅客数、4年ぶり高水準 搭乗率も上昇・2015年度

 神戸市が11日に発表した神戸空港の2015年度(16年3月までの1年間)の旅客数は253万2869人と、14年度に比べて3.6%増加した。搭乗率が67.0%と14年度(64.9%)に比べて上昇したのに加え、うるう年で2月が1日多かった影響もあって旅客数が押し上げられたとみられる。

  15年度の旅客数は、同じくうるう年の2月を含む2011年度(256万5405人)以来4年ぶりの高水準。路線別では羽田便が前年度比で9.6%増。茨城便が同12.5%増で、長崎便は3.7%増加した。鹿児島便は71.5%増。米子便が8月末で、仙台便が10月末でそれぞれ運航を取りやめた代わりに、増便などで座席の供給数が増えた路線の伸びが目立った。

 昨年1月に神戸空港を関西の拠点とするスカイマークが経営破綻した。ただ、運航を継続したこともあり影響は軽微だったようだ。同社の神戸便は旅客数が前年度比9.2%伸びた。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved