バンドー化学、単元株数の変更と株式併合 10月１日付

　バンドー化学は28日、取引所で株式を売買する際の単位である１単元の株式数を1000株から100株に変更したうえで、２株を１株に併合すると発表した。発行済み株式数が変化するのに応じて定款変更が必要になる。このため、６月に実施する株主総会での議決を経て10月１日付で実施する計画だ。

 　東京証券取引所が上場会社の１単元の株式数を100株に統一するよう要望したことに応じる。そのうえで、東証が望ましい投資単位あたりの金額としている５万円〜50万円の範囲に収まるように株価の調整を狙って併合する。28日の終値で試算すると、手数料などを除いて投資に必要な最小金額は50万4000円から10万800円と、５分の１になる。