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住友ゴム、南アフリカ工場でトラック・バス向け生産 約66億円投資

 住友ゴムは24日、南アフリカ共和国のタイヤ工場でトラック・バス向けの大型タイヤを生産すると発表した。現在は乗用車や小型トラック向けを生産している同工場に、生産設備を新設する。総投資額は約66億円の見込み。急速な経済成長に伴って継続的に拡大が見込まれるアフリカでの需要に対応する。トラック・バス向けタイヤは2018年7月の生産開始を計画する。

  工場は南アフリカの西部にあるクワズール・ナタール州レディスミスにある。13年にアポロ・タイヤズ・サウス・アフリカ社の買収によって獲得した。14年には高性能タイヤなどの生産能力を増強するために約80億円の投資計画を発表。大型タイヤの生産に向けて追加で設備投資する。

 今回の設備投資で、日本や中国から輸出しているトラック・バス向けの大型タイヤも現地生産に切り替える。現地で安定供給できる体制を整え、アフリカでの販売拡大を目指す。

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