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1月の兵庫県鉱工業生産3.6%上昇 基調判断「一進一退」据え置き

 兵庫県が22日に発表した1月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で3.6%上昇の96.3と、2カ月ぶりに上昇した。兵庫県は生産の基調判断を「一進一退で推移している」に据え置いた。

 生産指数を業種別にみて上昇が目立ったのは、一般用タービン発電機や開閉制御装置などが上昇した「電気機械工業」のほか、携帯電話、カーナビゲーションなどが上昇した「情報通信機械工業」などだった。半面、舶用ディーゼル機関や機体部品などが低下した「輸送機械工業」などが低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が15日に1月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値を発表。前月比で3.7%上昇の99.8と3カ月ぶりに上昇した。

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