神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

スカイマーク破たんも42位に浮上 15年の神戸〜羽田線

 国土交通省が18日発表した2015年の航空輸送統計によると、神戸〜羽田線の旅客数は57万9122人だった。14年に比べ30.3%増加した。路線別に旅客数を集計したランキングでは関西国際〜福岡線の58万9469人に次ぐ42位だった。昨年1月には神戸を関西の主力空港として活用するスカイマークが経営破たんした。だが神戸〜羽田線の乗客数は増加し、順位も昨年の54位から浮上と影響は限定的だった。

  日本全体の国内線定期便は旅客数が14年に比べ1.4%増の9587万人だった。特に新千歳や羽田、伊丹、福岡などを相互に結ぶ幹線では14年比3.6%増の4131万人と伸びが目立った。全体の便数は大きく変わらなかったようだが、座席の利用率が改善したことで旅客数が伸びたとみられる。路線別の首位は羽田〜新千歳線の898万人で、1.4%の増加だった。

 神戸〜羽田線以外に旅客数で50位以内に入った路線には、往復神戸経由の羽田〜長崎線もあった。順位は49位と、昨年の42位から下げた。旅客数は14年比16.1%減の50万659人だった。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved