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三菱重工、潜水艦「じんりゅう」を防衛省に引き渡し 神戸造船所

 三菱重工業は7日、防衛省向けに建造していた潜水艦「じんりゅう」(写真=三菱重工の発表資料より)を神戸造船所で引き渡したと発表した。海上自衛隊の最新型潜水艦「そうりゅう」型の7番鑑で、三菱重工が建造した同型艦では4隻目という。戦後、三菱重工神戸造船所で建造した潜水艦としては26隻目になった。

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  内燃機関の作動に必要な酸素を待機中から取り入れるための浮上航行をしなくても航行でき、敵艦から探知されにくいステルス性能の高さなどが特徴。このほか最新鋭の技術を数多く取り入れているという。全長84メートルで、水中速力は20ノット(時速約37キロメートル)。乗員数は65人を予定する。

 引き渡しの式典には、若宮健嗣防衛副大臣、武居智久海上幕僚長、渡辺秀明防衛装備庁長官らと、三菱重工の水谷久和取締役常務執行役員らが出席した。

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