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井戸兵庫知事、湾岸道路西伸部「有料道路事業との割合が検討課題」

 兵庫県井戸敏三知事は7日の定例記者会見で、2016年度に大阪湾岸道路西伸部の事業化が確実になったことについて「地元が力を合わせて要請してきた事業化に答えてもらえることになり、歓迎している」と述べた。ただ、総事業費が5000億円を超える巨額の道路計画とあって、「(現在の予算額から勘案すると)公共事業費だけで整備するのは、長期間の工事になりかねない」と指摘した。

  井戸氏は、かねて有料道路事業を組み合わせた早期完成も合わせて要請していたと改めて強調。そのうえで「ただ急いで建設したところで利用料金が高額だと、以前の本四(公団)が苦労したように、利用してもらえないとうことになりかねない」との見方も示した。さらに「公共事業での整備と有料道路での整備と、整備割合をどのような形で進めていくのかが、これからの大きな検討課題になる」との見通しを語った。

 

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