「さばスイーツ」開発に神戸ベル参画 鯖やが企画、梅花女子大も

　さば料理専門店を展開する鯖や（大阪府豊中市）は２日、サバを使った洋菓子「さばスイーツ」を開発したと発表した。京阪神と東京にある店舗「ＳＡＢＡＲ」で提供する。開発したのは「cava（サバ）フロマージュ」（写真＝発表資料より）と「SOZAI！（そうざい）さばドーナツ」の２品。梅花女子大学（大阪府茨木市）がレシピを考案、ベル（神戸ベル、神戸市東灘区）が製造を担当した。８日に大阪市で発表会を開く。

 　２社と梅花女子大は、池田泉州銀行の「産学金連携および異業種マッチング」をきっかけに、共同で開発に取り組むようになったという。企画した鯖やにとって、サバの風味をスイーツとしてどのように生かすかというのが課題だった。そこで池田泉州銀は以前「さばだしラーメン」の開発に参加した実績がある梅花女子大を紹介。さらに商品化に向けて洋菓子の製造ノウハウを持つ神戸ベルとの間も取り持ったという。

　cavaフロマージュは本格的なスイーツとしてＳＡＶＡＲ店舗のメニューに加える計画。SOZAI！さばドーナツは物販商品として提供する予定という。８日午後４時半からグランフロント大阪（大阪市北区）北館２階「The Lab.」で開く発表会では、関係者に加え、一般来場者に試食品を提供する。