神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

ロック・フィールドの5〜1月期、純利益44%増 和惣菜やアジア風など好調

 ロック・フィールドが2日発表した2015年5月〜16年1月期の連結決算は、純利益が前年同期比44%増の12億円だった。「いとはん」ブランドで展開する和惣菜が好調だった。パクチーを利用したり、トムヤムクンの風味に味付けしたアジア風サラダの「融合」ブランドも伸び、「神戸コロッケ」などの減少を補った。

  売上高は2%増の378億円、営業利益は30%増の19億円だった。主力の「RF1」は業態転換によって11店舗の売上高が外れたが、売上高は前年同期比1%減の261億円と健闘した。転換した11店舗は「RF1」「いとはん」「融合」を組み合わせて販売する「グリーン・グルメ」に変更。品揃え拡充によって来店頻度の向上につながった。

 16年4月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比11%増の13億円になる見通し。年間で前期据え置きの45円とする配当予定も据え置いた。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved