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兵庫景気「下方への局面変化」の見方を維持 11月の景気一致指数

 兵庫県が29日に発表した11月の景気動向指数(兵庫CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が3カ月ぶりに上昇し、前月比1.1ポイント上昇の117.0だった。一致指数の動きのみから判断する景気の基調を前月に続き「下方への局面変化を示している」とした。

 一致指数は前月に比べ上昇したが、足元の基調を示す3カ月移動平均は下落しているため、下向きの景気判断を維持したとしている。数カ月先の景気を示す先行指数は前月比2.7ポイント低下の86.7と、3カ月連続で低下した。

 内閣府は25日、全国の11月の景気動向指数(CI、2010年=100)改定値で、景気の現状を示す一致指数が前月比1.4ポイント下落の111.9だったと発表。2カ月ぶりの悪化だった。内閣府は基調判断を「足踏みを示している」に据え置いた。

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