神戸製鋼所は14日、身を守る行動を一斉に取るシェイクアウト訓練を神戸市灘区の神戸製鉄所で18日午後2時に実施すると発表した。同製鉄所にも大きな被害が出た1995年1月17日の阪神淡路大震災からちょうど21年が過ぎた翌日に当たる。神戸製鋼の社員と協力会社の社員ら約500人が参加する予定という。構内向けの放送を合図に各自が安全行動を取り、併せて南海トラフを震源とする震度5程度の地震を想定した災害対応の訓練も実施する。
神戸市は14日午前10時にエリアメールを配信するなど、シェイクアウト訓練を実施した。市内の住民や在勤者など、およそ28万9000人が参加した。