モロゾフは12日、2016年1月期の単独税引き利益は前期比62%増の6億5000万円になる見通しだと発表した。従来予想の4億5000万円から増益幅が拡大する。引き続き「ファヤージュ」などの焼き菓子やプリンなどが好調だったうえ、歳暮やクリスマスのギフト商品など年末商戦も想定を上回ったという。今期予想の上昇修正は昨年8月に続き2度目。
売上高は3%増の286億円、営業利益は49%増の10億円をそれぞれ見込む。従来予想はそれぞれ278億円、7億3000万円だった。
好業績を受けた13日の東京株式市場でモロゾフ株は大幅に反発し、終値は前日比18円高の430円だった。一時は431円まで上昇した。