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六甲山スノーパーク、訪日客向けにスキースクール 台湾などから来園急増で

 阪急阪神ホールディングス傘下の六甲山観光は6日、同社が運営する六甲山スノーパーク(旧六甲山人工スキー場)で、訪日外国人観光客向けのスキースクールを7日から開くと発表した。台湾を中心に海外からの来園客が団体、個人とも増加していることに対応した。六甲山スノーパークでは中国語を話すスタッフの増員など、訪日客の増加への対応を強化しており、この一環で来園者の満足度を高めるのが狙いという。

 六甲山スノーパークへの海外からの来園者は2014〜15年の昨シーズン、正確に数が把握できる団体客だけでも約1万6750人と過去最高を記録。前のシーズンの約8300人から倍増していた。六甲山観光では、訪日客向けの対応を強化したことが奏功したと分析している。雪遊びに慣れていない訪日客向けのスキースクールの開講で、より多くの来園者をアジアなどから取り込めると判断したようだ。

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 スキースクールは原則として7日から3月18日までの平日に開講し、午前11時からと午後4時からの2回。受講者は最大8人で2時間のコースを予定する。英語や中国語の説明が入ったパネル(写真はパネルの例、六甲山観光の発表資料より)などを使い、ブーツや板の履き方から自分の意思で止まれるようになるまでを目指す。料金は受講料だけの場合に5500円。入園料やリフト、ウエアレンタルなどとセットで1万円とした。

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