アシックス、今季ユース五輪に公式ウエア 開会式などで着用

　アシックスは５日、ノルウェーのリレハンメルで２月12日に開幕する冬季ユース五輪で日本選手団に公式ウエアとシューズを提供すると発表した。選手やコーチらが開会式や表彰式、選手村で着用する。2020年に開く東京五輪のスポンサー契約の一環という。

　同社は東京五輪の組織委員会と、国内企業では最上格に相当する「ゴールド・パートナー」契約を昨年４月に結んだ。2020年までのオリンピックやパラリンピックの日本選手団にスポーツ用品を提供する権利を持つ。

　今回提供するのは防寒用のアウター上下やトレーニング用パーカー、Ｔシャツ、手袋、ニット帽など12種類の衣料品にバッグ２種類とシューズで合計15種類になる。デザインは朝日の力強さを表した鮮やかな赤「サンライズレッド」と、日本の藍染めで最も濃い色とされる留紺（とめこん）を想起させる「インディゴブルー」をメーンの色に採用した。