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12月の神戸市消費者物価指数は前年比0.7%上昇 年間でも0.7%上昇

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 兵庫県は25日、神戸市で調べた12月の消費者物価指数(生鮮食品除く総合、2010年=100)速報値が103.6だったと発表した。前年同月比0.7%上昇で、5カ月連続の上昇になった。前月比では横ばいだった。

 主要な費目の10大分類では、前年同月比で7費目が上昇した。前月に続き「生鮮食品を除く食料」「教養娯楽」の上昇が目立った。「被覆および履物」なども上昇。半面、引き続き「光熱・水道」の下げが目立ったほか、「交通・通信」「住居」も下落した。

 全国統計では同日、総務省が11月の消費者物価指数(生鮮食品除く総合、2010年=100)を発表。103.4と前年同月比では0.1%上昇。4カ月ぶりに前年同月を上回った。前月比では横ばいだった。

 兵庫県が合わせて発表した2015年平均の神戸市消費者物価指数(生鮮食品除く総合、2010年=100)は103.0と、前年比0.7%の上昇だった。「教養娯楽」「保健医療」のほか、理美容用品の上昇を受けた「諸雑費」などが物価を押し上げた。半面、自動車等関係費が下落した「交通・通信」や、ガス代が下がった「光熱・水道」などが下落した。

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