ロック・フィールドの５〜10月期、純利益82％増 人件費など想定下回る

　ロック・フィールドが４日に発表した2015年５〜10月期の連結決算は、純利益が前年同期比82％増の５億4300万円だった。従来予想の３億7900万円を大幅に上回った。店舗の経費や人件費などが当初の想定を下回ったことで、利益が大幅に伸びた。営業利益は47％増の８億8800万円だった。従来予想は６億1500万円だった。

　売上高は３％増の242億円だった。主力ブランドの「ＲＦ１」はほぼ前年同期並みだった。各業態の商品を集めたセレクトショップである「グリーン・グルメ」が29.8％増と堅調で、「神戸コロッケ」「ベジテリア」の減速を補った。

　2016年４月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は11％増の13億円になる見通し。